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07.May.2001
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07.May.2001
「不安拡大の日本プロ野球」と米紙トップ報道

 米各紙が、日本プロ野球の不振を伝える中、『シアトル・タイムズ』は5日、スポーツ面トップで、「不安で揺れ動く日本プロ野球」と報じ、その背景と現実を浮き彫りにしている。

 同紙は冒頭、「日本人選手が次々とメジャー・リーグで活躍している中、国民は『日本の誇り』と鼻高々になっているが、日本プロ野球連盟の関係者は、人気選手の海外流出を心配し、内心は右往左往しているのが実情」と報じている。

 同紙は、「イチローと野茂が対戦したマリナーズ対ボストン・レッドソックス戦は、日本で2,000万人がテレビ観戦した」と伝え、「今後ますます、日本人選手の海外流出は加速度化し、日本でのメジャー中継もさらに拡大する」と見る。

 同紙日本特派員は、日本の有識者等のコメントを引用し、「イチローのメジャー入りは、日本プロ野球の衰退に拍車をかける出来事。イチローは、5日に一度登板する投手とは異なり、毎試合出場し、しかも出ずっぱり。視聴率へ与える影響は破格」と強調する。

 さらに「現役選手の多くは、マクドナルドのハンバーガーを食べ、ハリウッド映画を観て育ち、いわば、欧米文化で育ったようなもの。メジャーに違和感はなく、むしろ、日本プロ野球より、アメリカに親近感を抱いている。メジャーに入団する方が“かっこいい”とい見る若者も多い。一方、日本プロ野球は、封建主義の名残さえあり、若者にとっては、『監督やコーチは抑圧的で、過剰な練習を強いるばかり。トレーニングも一糸乱れぬ統一主義で、上下関係も徹底。軍隊に似た日本企業と何ら変わりはない』と受け止められている」と、日本プロ野球関係者の声も伝える。

 「ロシアが、米国のプロ・アイスホッケー・リーグの養成システムになってしまったように、日本も、メジャー・リーグ養成システムへの道を歩みつつある」と語るスポーツ解説者の声を拾い、「日本プロ野球の訓練方法に、真っ向から反発する選手も出てくるだろう」と予測する。

 メジャー人気が高まっているのは、「イチローや野茂などの日本人選手が活躍しているから、という理由だけでなく、日本の野球ファンが、大リーグそのものに興味を持ち、その試合ぶりや技術、パワーを楽しんでいる」と見ている。

 メジャー・リーグ関係者の中には、「日本プロ野球は、メジャーの二軍養成システムにすらなりえない」と予想する向きもあり、「軍隊ではあるまいし…。未だに新兵訓練と変わりない練習風景を見ていると、選手からの大反発を受けることは確実。選手の海外大量流出さえ起こりかねない。日本のプロ野球システムが根本から改革されることを望むが果たして…」と、悲観的とも解釈されるコメントを引用している。

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